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excel MIN 関数:最小値を取得する [Excel]

excel MIN 関数:最小値を取得する

はじめに

エクセルの MIN 関数の使い方を紹介します。

excelMIN 関数は最小値を取得します。

セルの範囲の最小値を取得したいときに使用します。条件の指定もできます。

2 番目、3 番目に小さい数値を取得するには「SMALL 関数」を使用します。

条件に一致する最小値を取得するには「MINIFS 関数」を使用します。

構文

MIN(数値1)

MIN(数値1, 数値2 …)

すべての数値の中で最小値を取得します。

引数「数値」 セルの範囲、数値を指定できます。

使用例

セルの範囲「B2」~「B4」の最小値を取得する。

=MIN(B2:B4)

"excel2021506-401-1"
excel2021506-401-1.jpg
excelセルの範囲「B2」~「B4」と「C2」~「C4」の最小値を取得する。

=MIN(B2:B4,C2:C4)

"excel2021506-401-2"
excel2021506-401-2.jpg
セルの範囲「B2」~「B4」と「10」の最小値を取得する。

=MIN(B2:B4,10)

"excel2021506-401-3"
excel2021506-401-3.jpg
解説

日付のセルは内部では数値になっているのでその数値になります。

"excel2021506-401-4"
excel2021506-401-4.jpg
文字列や空のセル、TRUE、FALSE のセルなど数値以外のセルは全て無視されます。セルの範囲に一つも数値がないときは「0」になります。5 など 1 つでも数値があるときはその値になります。

"excel2021506-401-5"
excel2021506-401-5.jpg
引数にセル参照ではなく値を直接指定すると、文字列は「エラー」、TRUE は「1」、FALSE は「0」になります。

=MIN("あああ")

=MIN(TRUE)

=MIN(FALSE)

「MINA 関数」を使用すると文字列のセルは「0」、TRUE は「1」、FALSEは「0」として扱われます。「MINA 関数」の使い方は「MIN 関数」と同じです。

"excel2021506-401-6"
excel2021506-401-6.jpg
条件を指定する

条件に一致する最小値を取得するには「MINIFS 関数」を使用します。「DMIN 関数」を使用する方法もあります。

または「配列数式、CSE数式とは」を使用します。

=MIN(IF(B3:B6="エクセル",C3:C6))

Ctrl + Shift + Enter で確定

"excel2021506-401-7"
excel2021506-401-7.jpg
バージョン 365 なら「スピル、動的配列数式の使い方」を使用して同じことができます。数式は上記と同じでCtrl + Shift + Enterを入力する必要はありません。
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