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PPT テキストを枠線で囲むときは、テキストを枠線の要素に記載する [PPT]

PPT テキストを枠線で囲むときは、テキストを枠線の要素に記載する

テキストを枠線で囲むときは、テキストを枠線の要素に記載する

特定のテキストを強調する場合、テキストを枠線で囲んで見せることがあると思います。そんなときテキストは、枠線の要素そのものに記載するのが原則です。もしテキストと枠線を別要素で作成してこれらを重ね合わせた場合、修正のたびにテキストや枠線を微調整する手間が発生してしまいます。

以下のサンプル(NG)を見てください。こちらはテキストと枠線を別要素としたものですが、枠線のサイズを変更してもテキストの位置は変わらず、またテキストを修正する際もやはり枠線はそのまま残るため、テキストと枠線のバランスがとても崩れやすくなっている状態です。

NG|テキストと枠線を別の要素にした場合

"PPT-2021-4-30 208-1"
PPT-2021-4-30 208-1.jpg
テキストと枠線を別の要素にした場合<

一方テキストを枠線の要素に直接記載し、かつテキストボックスの自動調整機能を有効化したサンプル(OK)ですが、こちらは枠線のサイズ変更やテキストのボリュームが変化したときにも、それぞれの要素の位置/サイズが自動で補正されるため、編集作業がとてもラクになっています。

OK|テキストを枠線の要素に直接記載した場合

"PPT-2021-4-30 208-2"
PPT-2021-4-30 208-2.jpg
テキストを枠線の要素に直接記載した場合

テキストボックスの自動調整機能の設定例

テキストボックスの自動調整機能

"PPT-2021-4-30 208-3"
PPT-2021-4-30 208-3.jpg
ちなみに、テキストと枠線を別要素とした場合でも、「グループ化」機能を使ってある程度この問題に対処できますが、それも万能ではありません。テキストを枠線で装飾する、また濃色地の上に白文字でテキストを記載する際は、それぞれを別要素とはせず、枠線/濃色地に直接テキストを記載するようにしてください。
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word変更履歴の校閲者名(ユーザー名)を同じにしたい [word]

word変更履歴の校閲者名(ユーザー名)を同じにしたい

変更履歴を設定しておくと、複数人数で同じ文書を編集する際に、どのユーザーがいつどこをどのように変更したかを記録してくれます。

変更履歴が記録されるとき、複数のユーザーが変更を行った場合には、各ユーザーの名前が記録、表示されます。(下図で「A」、「B」がユーザー名です。)

"word2021430-289-1"
word2021430-287-1.jpg
お問い合わせは、変更履歴はそのまま表示するが、ユーザー名は同じにしたい、ユーザー名という個人情報を表示したくないという内容です。

個人情報の削除を実施することになります。作業は次のとおりです。

[ファイル]タブ-[情報]を選択します。

[問題のチェック]-[ドキュメント検査]をクリックします。

"word2021430-289-2"
word2021430-289-2.jpg
保存のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックして進みます。

表示される[ドキュメント検査]ダイアログ ボックスで、[ドキュメントのプロパティと個人情報]チェック ボックスがオンであることを確認します。

すべての項目のチェック ボックスがオンでも構いません。必要に応じてチェック ボックスははずします。

確認後、[検査]ボタンをクリックします。

"word2021430-289-3"
word2021430-289-3.jpg
Word[ドキュメント検査]ダイアログ ボックスに結果が表示され、[ドキュメントのプロパティと個人情報]の項目で「!」と表示されたら、右の[すべて削除]ボタンをクリックします。

[コメント、変更履歴、バージョン、および注釈]で[すべて削除]をクリックすると、変更履歴が解除になりますので、今回は削除しません。

"word2021430-289-4"
word2021430-289-4.jpg
Word処理後、[上書き保存]を行います。

以上の処理で、変更履歴のユーザー名はすべて「作成者」となり個人情報は出てこなくなります。

"word2021430-289-5"
word2021430-289-5.jpg
Word2007では、

[Office]ボタン-[配布準備]をクリックし、[ドキュメント検査]をクリックして、[ドキュメント検査]ダイアログ ボックスを表示します。

"word2021430-289-6"
word2021430-289-6.jpg
処理は上記2010に同じです。

Word2003では、

[ツール]メニュー-[オプション]をクリックし、[オプション]ダイアログ ボックスの [セキュリティ]タブを開きます。[保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除する]チェック ボックスをオンにして[OK]をクリックします。その後上書き保存し、Wordを再起動します。
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wordバックアップ ファイルの作成について [word]

wordバックアップ ファイルの作成について

バックアップ ファイルとは、内容を変更して上書き保存すると、編集前の状態(1つ前の上書き保存の状態)を、同じ場所に「バックアップ~文書1(ファイルの名前).wbk」といった名前で保存してくれるファイルです。

"word2021430-288-1"
word2021430-286-1.jpg
万一ということがあっても、前回の保存状態までは確保できているので、安心して作業に邁進できます。

しかしバックアップ ファイルが設定されていると、パソコン内のすべてのWordに対し処置されますので、各文書で対となるバックアップ ファイルが作成されます。

そうなると、Wordはファイル数が2倍になりますし、容量も取りますし、見た目もややこしくなりますね。

そこで、バックアップ ファイルは作らないようにしたいというお問い合わせをいただくことがあります。もちろん、重要文書の場合、その逆もありますよ。

ちなみに、バックアップ ファイルだけまとめて別場所に保存、ということはできません。

では、バックアップ ファイルを作る/作らないの設定場所をご案内しましょう。

word[ファイル]タブ-[オプション]をクリックし、[Word のオプション]ダイアログ ボックスを開きます。

[詳細設定]を選択、[保存]-[バックアップ ファイルを作成する]チェック ボックスをオン(作成する)/オフ(作成しない)で設定します。

"word2021430-288-2"
word2021430-286-2.jpg
ちなみに、同じ[Word のオプション]の[保存]を選択したところに、[次の間隔で自動回復用データを保存する:]で、何分ごとの設定をするところがあります。

"word2021430-288-3"
word2021430-286-3.jpg
よく勘違いされる方があるのですが、この設定はバックアップ ファイル保存のことではなく、何かのトラブルで保存できなかった文書を自動回復してくれる際に使われるファイルを保存する設定です。

この設定はオフにしないようにしてください。

Word2007では、

[Officeボタン]-[Word のオプション]をクリックします。あとの設定は同じです。

Word2003では、

word[ツール]メニュー-[オプション]をクリックします。表示された[オプション]ダイアログ ボックスの[保存]タブの一番上に、[バックアップ ファイルを作成する]チェック ボックスがあります。
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